雑記

その時々で書きたいことを書きます。結果として誰もネットに情報を載せていないゲームについて考察することが多くなっている気が……

アイカツ10th 感想

 

 

ネタバレ注意

 

 

夏の映画後半のED抜きからの新録部分という流れは公表されていた通り。そのうえで通しで見て、主に新録部分において気がついた部分を時系列無視で思い出せる限り書いていこうかと

 

 

ネタバレ注意

 

 

ライブシーン
通しで見て初めて気がついたのですが星空のフロアは2ndシーズンのキャラクター素体(かそれに近いもの)を使用してますね。恐らくドレスとプロポーションのバランス、見栄えを考慮して、より足の長いモデルを選んだ、とかかと。後半にルミナスのライブシーンがなければ気が付かなかった……
次いで卒業ライブ
Signalize!はもう言わずもがな。表情もコロコロ変わってキュートですし、最後のスライディング座りみたいなやつがおセクシーでかつカッコよかったですね。
4人(キャラではなく歌唱担当の皆さま)ともめちゃくちゃ歌が上手くなっていることは素人目に見ても(というか素人耳に聞いても)明らかでしたが、えりさんの歌い方がいい意味でアニメチックになっていて、さくらちゃんの可愛らしさとマッチしていたのも印象的でした。
あとゆなさんれみさんの歌い分けめちゃくちゃバケモンじゃないですか?どちらも格段にレベルアップしてて泡吹いて倒れました。
ルミナスの新曲(名前忘れた)は王道kawaiiソングで「これメインで映画一本くれや……」と。3人で背中合わせになるところとかの振り付け大好き。スミレちゃんの二代目がリエさんでよかった……(月並みの感想)
そして大本命のMY STARWAY。以前どこかで一部(確かあかりちゃんとか)のライブシーンは歌唱担当の方の表情を取り入れているとか聞いたことがあるのですが(出典不明)、ここのSoleilは全員それやってそうだなぁと。振り付け込みで歌唱担当の御三方も確実にステージに"いました"。特に紫吹蘭の表情、振り付けの仕草にめちゃくちゃ市倉有菜さんを感じたのは自分だけでしょうか……?
2番以降はもう書く必要もないでしょう。

本編
アイカツシリーズが得意とする"リアリティ/質感ある他愛もない会話"がちらほら。これもアイカツ!シリーズの良さのひとつで満足度高。なかでも鍋食べタイムは(おとめちゃんがいなかったのが不満)見事で、いちごちゃんが食べたトマトはニンニク鍋の具材として(しかもいつもトマトジュースを飲んでいた)ユリカ様が買った物だろうな、と"質感"が感じられて心地よかったです。そもそもあの鍋、コスモスのライブ後の打ち上げとの対比で、お菓子で盛り上がる↔お酒を飲んで酔っ払う、とか、作って貰ったものを持ち寄る↔自分たちで鍋を作る、とか(らいちくんは持ち寄っていたけれど、これも未成年↔成年、もしくは一人暮らし↔実家暮らし、とかの対比であるのかもしれません)、めちゃくちゃ時間の経過を感じさせるんですよね。食事シーンにこそ人間性が出るとはよく言ったもので、肌感覚でそういった変化が掴みやすい演出で、シンプルにすごいなぁと感じました(小並感)。また、ユリカ様が一人先に酔ってしまうシーン、いちごちゃん達の会話からしてお決まりであるということまで含めて「三年半後のユリカ様」の描写として完成度が高すぎます。キリストの血たるワインを、ややも無理して飲んで酔っていて、(ボヤ騒ぎを起こした時のように)吸血鬼キャラを守るべく頑張っていることの証左になっているんですよね。
(ところで日本酒飲む北大路さくら似合いすぎるはよ映像化してくれ……)
他にも映画館でほんのり笑い声が聞こえたらいちくん、すっかり姉の同級生の背を追い抜いてナイスガイになってましたね。まだあおい姐さんらを筆頭にアイドルを追っかけてそうで変わらんとこは変わってなくて、「アイカツ新聞まだ書いてんのかな、流石にか。その辺も描写欲しかったな。ウェブ版とかで続けてたりすんのかな」とか思いました。閑話休題
そんな彼の「仕事の話しないんですか」の問に対する答えがヒラリ/ヒトリ/キラリの時点で出ていたのもグッときますね。彼女たちらにとっては分かりきってて聞くまでも、話すまでもないんだ……という。分かっていた人からしたら「今更?」案件かもしれないですが。
あと各キャラの三年半後のデザインめちゃくちゃ良いですね。通常版パンフはまだ読めていませんし、特盛版のパンフに至っては買えてもいませんが(そのうち買う)、もう少し詳しくデザイン画とかが描いてあったら嬉しいなと(未登場のぽわプリも、設定だけでもいいので載っていたらいいな)。

卒業ライブまで話を飛ばしまして、まず凄い!となったのはSoleilの三人がカードをセットするところです。従来では販促以上の意味を持たなかった(と思っていたのですが理解力不足でしたら申し訳ない)学生証をセットするバンクが、ここに来て「SLの生徒として最後のステージ」という意味を持っていて、まさかこのために今までずっと律儀にカットしなかったのか?と震えました。
そのほかで個人的におお!と思ったのは、卒業ライブに太田くん(漢字これか?)やちまきちゃん、井津藻見輝Pらがいたことです。最序盤に出ているのいちごちゃんと同じ髪型にしている小さい子(これもひとつのSHINING LINE*)も含め、熱心なフアンあってこそ、そんな意図があるのかないのか……個人的には、彼らもまた我々と同じく、ずっといちごちゃん、ユリカ様を応援していたのだなとシンパシーが感じられて好きな演出でした。
大スター宮でお世話になった花音さんがMY STARWAYも作った、というのもこれに近いです。こだまさおり異世界転生か?と思ったことはさておき、恐らくいちごちゃんは輝きのエチュード以後度々花音さんに楽曲を依頼していそうだな、と頭をよぎりました。
これ以前のシーンも含めちょっとした工夫で世界観の奥行を出すのが上手すぎますね……

ここからは余談(故にですます調止め、箇条書き)
・あおいちゃんが留学する話ずっとプリン乗ったスプーン持ちながら聞いてるおとめちゃん草。置きなよ
・そういえばあおいちゃんの渡米ってイケナイ警視総監シリーズはどうしたんだ
・おい紫吹お前(多分)高速とはいえ右車線で飛ばしてたのあれ怪しいぞ
・フロントガラスに吸盤でえびポンつけててかわいいね
・ユリカ様、かえでちゃんに持ち帰られムーブすぎて草
・らいちくん逆にその状況で落ち着きすぎてない?なんなん?あと彼女いなさそう(いたらあんな鍋パ行っちゃダメやろ、流石に)
・というかノエルちゃんとはどうなったんだよ、アイドルになっちゃったけど。
・いち蘭が住んでたマンションの構造が謎すぎる。ドア外の感じはそんなでもなかったのにめちゃくちゃ綺麗なエレベーター前の描写もあってどんな構造なのか……
・その写真って誰が撮ってたの?(多分井津藻P)
・初めて描写されたと思うんだけど、アイカツシステムは衣装に着替える時には使えても、制服に戻る時は普通に着替えてたね
・今回の映画は全然関係ないけど、天羽先生大スター宮の時自らドレス作らせてって依頼して、期間短いって言われても大丈夫!って即答してて、そのうえであのヤラカシなのマジで面白い。好き